私たち夫婦も、ニューボーンフォトを撮るかどうか最後まで悩みました。
- 「ニューボーンフォトって本当に必要?」
- 「産後のママの体調は大丈夫?」
- 「思ったように撮れなかったら後悔するかも」
初めてだからこそ、不安や疑問が次々に浮かんできたのを覚えています。
でも、最終的に思い切って撮ることを選び、今では、リビングに飾った一枚の写真を見るたび、新生児の小さな手や表情、そして家族の温かな時間がふわっとよみがえってきます。
私たちが撮影を迷った時には、
- 「外出させた事で赤ちゃんが風邪をひいてしまった」
- 「ニューボーンフォトを撮っておけばよかった」
- 「日々の記録を写真で収めるだけでは物足りなかった」
という後悔の声と同時に、
- 「泣き顔さえ宝物になった」
- 「バタバタだったけど楽しくていい思い出になった」
という前向きな声もたくさんあって、大切なのは、自分たちにとって後悔しない選択をすることだと気付きました。
そこで私たちは夫婦で話し合い、自分たちにぴったりな撮り方やタイミングを見つけて準備してきました。
この記事では、私たちの体験をもとに、「ニューボーンフォトで後悔しないための5つの判断基準」をご紹介します。
迷っている今こそ、一度立ち止まって「自分たちらしい答え」を探してみませんか?
きっとその選択が、何年後も温かく思い出せる、かけがえのない一瞬になるはずです
自己紹介
このサイトは、現役保育士の妻と、カメラとサーフィンが趣味の夫による育児中の夫婦が運営しています。
妻は、日ごろから赤ちゃんや子どもたちと関わる中で、安心できる環境づくりや発達に合わせた接し方など、赤ちゃんとの関わりに関しては頼れるプロ。
夫は、旅先や日常の写真を撮るのが好きで、これまでにも身近な赤ちゃんの撮影を経験してきました。
そのたびに、写真が家族の大切な思い出になることを実感しています。
そんな私たちも、わが子が生まれたとき、「ニューボーンフォト、撮る?やめる?」と迷った経験がありました。
でも、あの小さな手やふにゃっとした表情、今しかない姿がどんどん変わっていくのを見て、「撮っておいて本当によかった」と心から思えたんです。
とはいえ、撮影には不安もつきもの。
「産後の体調が不安」「外出させても大丈夫かな」「そもそも本当に必要なの?」そんな迷いがあるのは、きっと私たちだけじゃないはず。
だからこそこのサイトでは、赤ちゃんとの関わりに慣れた保育士ママの視点と、カメラ好きパパの視点の両方から、ニューボーンフォトや子育てにまつわるリアルで役立つ情報を発信していきます
「やってよかった」と思える思い出を、あなたの家族にも残してほしい。
そんな思いを込めて、このサイトを作りました。どうぞ、のんびり見ていってくださいね。
目次
1.あなたの選択を後悔しないための判断基準5選
ニューボーンフォトを「撮るかどうか」を決めるには、気持ちや環境、目的の整理が欠かせません。ここでは、私たち夫婦の経験をもとに後悔しないための5つの判断基準を紹介します。
① なぜ撮りたいのか?目的を明確にする
→「自分たちはなぜニューボーンフォトを残したいのか?」を一度じっくり考えて、言葉にしてみる。
② 今の生活に時間と心の余裕はあるのか?
→ 出産後の体調や生活リズム、パートナーの協力体制など、「今、本当に余裕があるかどうか」を考える。
③ “誰に撮ってもらうか”で満足度が変わる
→ プロ・セルフ・出張など、選択肢はさまざま。大事なのは「自分たちが納得して選べたかどうか」。
④ 費用は許容範囲か?
→ 「何にいくら使えるか」を最初に明確にして、追加料金やオプションの有無も確認しておく。
⑤ 撮った写真をどう活用するのか?
→ 撮って終わりにせず、「写真をどう使いたいか」「未来にどう残したいか」をイメージしておく。
2.まとめ
① なぜ撮りたいのか?目的を明確にする!
「なんとなくSNSで見て憧れたから…」「みんなが撮っているから…」そんな気持ちも決して悪いわけではありません。
ですが、ニューボーンフォトで後悔しないためには、“なぜ撮りたいのか”を自分たちの言葉で考えてみることが大切です。
私たち夫婦が最終的に「ニューボーンフォトを撮る」と決めたのは、単に写真を残すためだけではなく、ニューボーンフォトを「出産や育児の思い出として、夫婦で楽しむイベントにしたい」という想いがあったからです。
この気持ちがはっきりしたことで、迷いは次第に薄れ、撮影に向けた準備にも前向きに取り組めるようになりました。
生まれて間もない赤ちゃんは、まるでママのお腹の中にいた頃のように、自然と丸まった背中や柔らかな表情、小さな手足をしています。
新生児の姿は本当に一瞬で過ぎてしまうので、写真としてしっかり記録に残したいという気持ちが、どんどん強くなっていったのです。
「なぜ撮りたいのか」を考えるうえで、こんな目的をイメージしてみるのもおすすめです:
- 赤ちゃんの「今この瞬間」を記録として残したい
- 成長したときに子どもに見せてあげたい
- 遠くに住む祖父母に写真を贈って喜んでもらいたい
こうした「残したい理由」がはっきりしていると、判断に迷いが出たときも、自分たちの軸に立ち返ることができます。
そして今、振り返ってみてもどんなふうに撮るか話し合った時間や、準備の中で感じたワクワク感も含めて、「やっぱり撮っておいてよかった。後悔は一つもない」と心から思えます。
一方で、「撮らなかったことを後悔している」という声もよく耳にします。
だからこそ、もし今あなたが迷っているのなら、「自分たちはなぜ残したいのか?」を一度じっくり考えて言葉にしてみてください。
目的が見えてくると、不思議と答えも自然と見えてきますよ。
② 今の生活に時間と心の余裕はあるのか?
体調面に不安はない?パートナーはニューボーンフォトに協力的か?
ニューボーンフォトで後悔しないために大切なのは、撮影を「心と体に余裕があるとき」に行うこと。
「ニューボーンフォトを撮りたい」という気持ちがあっても、出産直後の生活は想像以上にバタバタしています。
実は私たちも、「出産直後の状態で本当に撮れるのかな?」と悩みました。
結果としては、妻の体調を最優先し、産後のコンディションや生活リズムを整えたうえで撮影に臨んだことで、後悔なくニューボーンフォトを心から楽しむことができました。
ニューボーンフォトは、撮影日より前からさまざまな準備が必要です。
撮影の構図や衣装、小物の準備はもちろん、赤ちゃんの体調に配慮したスケジュール調整も欠かせません。
特に産後すぐは、ママの体調がまだ戻っておらず、夜間授乳や寝不足も重なり、心も体も疲れやすい時期。
だからこそ、こんな視点で一度生活を見直してみてください:
- ママはしっかり睡眠を取れていますか?
- パートナーや家族のサポート体制は整っていますか?
- 撮影に向けて「やってみたい」と思える心の余裕がありますか?
私たちの場合は、妻の体調回復を第一に考えて、夫が産後1週間から育休を取得しました。
退院後は妻が実家で静養し、無理のないペースで自宅に戻ってから準備をスタート。
生後15日目に撮影することにしたのですが、この時期を選んだことで心にも体にも余裕があり、ニューボーンフォトを心から楽しむことができたと感じています。
結論として、撮影は「気持ちにも体にも余裕があるとき」がベストです。
たとえ「今は無理かも」と感じたとしても、それは決して後ろ向きな判断ではありません。
体も心も整っていない状態で無理をしてしまえば、
「やっぱりやらなければよかった…」というニューボーンフォトの後悔につながることもあるからです。
また、多くのサイトでは「生後14日以内がベスト」と言われていますが、これは「眠っている赤ちゃんでアートのような写真を撮りたい場合」の目安です。
でも、「新生児期の自然な可愛さを残したい」「記念写真として残したい」という目的であれば、生後14日にこだわる必要はありません。
焦らず、今の生活に本当に余裕があるかどうかを見極めて判断することが、ニューボーンフォトで後悔しない第一歩になります。
③ “誰に撮ってもらうか”で変わる満足度!プロ?セルフ?
ニューボーンフォトで大切なのは、“誰に撮ってもらうか”ではなく、自分たちが納得して選べたかどうか。
「せっかくニューボーンフォトを撮るなら後悔したくない」「満足できる写真を残したい」そう考えたときに、大きなポイントとなるのが誰に撮ってもらうかという選択です。
私たち夫婦も、最初は「プロにお願いした方が安心なのでは?」と考えていました。
しかし最終的に選んだのはセルフ撮影。
そしてその選択に、今ではとても満足しています。「夫婦で協力して、赤ちゃんのペースに合わせて撮影できた」ことで、仕上がり以上に「心に残る体験」になったと感じています。
なぜセルフ撮影を選んだのか?
ニューボーンフォトには大きく3つのスタイルがあります。
- プロ(スタジオ撮影)
- プロ(出張撮影)
- セルフ撮影
それぞれにメリット・デメリットがあり、選ぶ基準は「自分たちに合っているかどうか」。
私たちがセルフ撮影を選んだ理由は、主に以下の3つです。
1.新生児を外出させることに不安があったから
産後すぐの赤ちゃんをスタジオに連れて行くのは、体調や免疫面の不安がつきものでした。
また、実際にプロ撮影を利用した友人からはこんな声も──
- 「高額なプランだったのに、赤ちゃんが泣いていて理想の写真が撮れず後悔した」
- 「カメラマンがあまりフォローしてくれず残念だった」
プロにお願いするからこそ、期待値が高くなりがちで、そのぶん満足度が下がりやすいという面もあると感じました。
赤ちゃんのご機嫌や、カメラマンとの相性によって仕上がりが左右されることも、慎重に検討したポイントです。
② 出張撮影の内容が自分たちの希望と合わなかったから
私たちは「アート作品のような完成度の高い写真」よりも、「新生児の自然な表情や仕草」を残したいという想いが強くありました。
出張撮影も検討しましたが、あらかじめ用意された衣装や小物のバリエーションが少なく、妻や赤ちゃんの体調なども考慮するとスケジュールの調整も難しかったため、見送ることに。
③ 夫婦で協力して思い出を作りたかったから
セルフ撮影の最大の魅力は、赤ちゃんのペースに合わせて、無理なく、自由に撮れるという点です。
また、衣装を選んだり、どんな構図にするか話し合ったりと、夫婦で一緒に準備する時間そのものが思い出になりました。
「これはふたりで楽しむ、家族の最初のイベントかもしれない」そう思えたことが、セルフ撮影を選ぶ決め手になりました。
結論として、「後悔しないニューボーンフォト」を撮るために最も大切なのは、誰に撮ってもらうかではなく、“自分たちが納得して選べたかどうかです。
セルフ撮影は、「完璧な仕上がり」よりも、「納得のいくプロセス」や「楽しい思い出」を重視したい人におすすめです。
もし不安がある場合は、プロ仕様の衣装や小物をリーズナブルにレンタルできるサービスも増えており、セルフ撮影でも十分に満足できるクオリティの写真を残すことができます。
プロに頼むのも、セルフで撮るのも、どちらにも魅力があります。
ぜひ、自由さと安心感のバランスを考えながら、自分たちらしいスタイルを見つけてください。
④ 予算内におさまる?費用で後悔しないために
まず大切なのは、「予算」を明確にしておくこと。
これだけで、後から「こんなにかかるとは…」と後悔するリスクをぐっと減らすことができます。
「一生に一度の記念だから、ちゃんと残したい」そう思ってニューボーンフォトを調べ始めると、意外と多くの人がぶつかるのが費用の壁です。
「撮影料は手頃に見えたのに、オプションをつけたら想定以上の金額に…」なんて声もよく耳にします。
私たち夫婦もスタジオや出張撮影を検討しましたが、最終的にセルフ撮影を選びました。
結果として、「納得できる予算内で、思い出に残る写真が撮れた」と満足できる経験になりました。
さらに、「浮いたお金で何か別の思い出も作りたいね」と話し合い、赤ちゃんとの初めての家族旅行に使うことに。
温泉宿でのんびり過ごしながら、家族で撮った写真や動画も、またかけがえのない宝物になりました。
撮影にかけるお金も大切だけれど、家族の時間をどう使うかという視点も持てたことが、私たちにとって大きな気づきになったと感じています。
撮影スタイル別・費用の目安
撮影方法 | 費用の目安 | 含まれるものの例 |
スタジオ撮影 | 3万〜10万円 | 撮影料、衣装、データ・アルバム代など |
出張撮影 | 2万〜8万円 | 撮影料、交通費、機材、オプションなど |
セルフ撮影 | 0円〜3万円 | 衣装、小物、レンタル代など |
なぜセルフ撮影を選んだのか?(費用面からの理由)
調べれば調べるほど、私たちが感じたのは「料金のわかりにくさ」でした。
- 料金が不透明
一見安く見えるスタジオ撮影も、実際にはアルバムやデータ、衣装のオプションが加算されて、総額が見えにくいことが多くありました。 - 選べる衣装や演出が限られている
用意された中から選ぶスタイルでは、自分たちの理想に合うか不安が残りました。 - 仕上がりのイメージが事前に掴みにくい
「こんなはずじゃなかった…」という後悔を避けたくて、事前にすべて自分たちで確認・調整できるセルフ撮影に魅力を感じました。
このような理由から、「費用面でも、仕上がりの満足度でも納得できる方法」としてセルフ撮影を選びました。
好きな衣装や小物を自分たちで選び、赤ちゃんのペースに合わせてゆったりと撮影できたことで、ストレスなく楽しめたのが印象的です。
結論として、ニューボーンフォトで後悔しないためには、「何にいくら使えるか」を最初に明確にしておくことがとても大切です。
スタジオや出張撮影が悪いというわけではありません。
ただ、「高額=満足」とは限らないということを念頭に置いて、自分たちの希望や優先順位に合っ選択をしていくことが、後悔を防ぐ一番の近道です。
⑤ 撮った写真をどう使いたいのか?
「撮って終わり」じゃもったいない!未来の活用をイメージしよう 。
「ニューボーンフォトを撮るかどうか」迷っているとき、最後に考えておきたいのが、“撮ったあと、どう使うか?”という視点です。
このイメージがあるかないかで、「撮る意味」や「撮ってよかった」と感じられるか、つまりニューボーンフォトで後悔しないための重要なポイントになります。
私たち夫婦は、セルフで撮ったニューボーンフォトをリビングに飾ったり、内祝いのメッセージカードに添えて親族に贈ったりしました。
また、小さなフォトキーホルダーを作って家族お揃いで持ち歩いたのも、心温まる思い出に。
こうした“使い道”のイメージがはっきりしていたからこそ、「撮って本当によかった」と心から感じられました。
ニューボーンフォトは、「撮ること」自体がゴールではなく、「どう残すか・どう楽しむか」こそが本当の価値になります。
実際に、以下のような活用法をイメージしておくと、撮影へのモチベーションも高まり、写真がより特別な存在になるはずです。
【家に飾る・楽しむ】
- リビングや玄関にフォトフレームで飾る
- スマホ・PCの壁紙にしていつでも見られるように
【贈る・共有する】
- 祖父母へアルバムやフォトカードをプレゼント
- 出産内祝いに写真メッセージとして添える
【未来に残す】
- 将来、子どもにアルバムとして渡す
- 七五三や誕生日の成長記録とつなげる
- 携帯用のフォトキーホルダーやマグネットにする
「この写真を、未来の自分たちにどう残したいか?」という視点を持つことが、ニューボーンフォトで後悔しない選択への近道になります。
1枚の写真が、 「このときこうだったね」「大変だったけど、幸せな時間だったね」 と、家族の会話や絆を育むきっかけになることもあるので、撮ったその瞬間だけでなく、何年先も笑顔になれる“記憶のかたち”としてどう活かしたいかを、ぜひ想像してみてください。
まとめ
ここまで、私たち夫婦の実体験をもとに、ニューボーンフォトを「撮るかどうか」で迷っている方へ向けて、後悔しないための5つの判断基準をお伝えしてきました。
この記事を読んで得られるヒント
- ニューボーンフォトを撮る「目的」を明確にすることの大切さ
- 産後の体調や生活リズムをふまえ、無理のないタイミングを選ぶこと
- 撮影スタイルの違い(プロ撮影・出張・セルフ)を理解すること
- 費用の目安を知り、予算内で納得のいく選択をすること
- 撮った写真の使い方や、未来への残し方をイメージすること
判断基準のポイントをおさらい
- 撮る目的を明確にすることで、ブレない判断ができる
- 心と体の余裕を優先し、無理のないタイミングで撮影することが後悔しない秘訣
- 誰に撮ってもらうか選択し、自分たちに合ったスタイルで楽しむこと
- 費用面は計画的に。オプションや追加費用にも注意を
- 写真の活用方法を考えて撮ることで、未来まで価値ある思い出になる
この記事を参考に、まずはご自身やご家族の状況を振り返り、納得できる選択をしてみてください。
ニューボーンフォトは、赤ちゃんの一瞬の姿を残すだけでなく、家族の絆を深め、未来への宝物になります。
迷いながらも考え抜いた選択は、きっとあなたにとって最高の思い出になるはずです。
ぜひ、焦らずじっくり検討して、後悔のないニューボーンフォト体験を叶えてくださいね。
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